「東宝がアニメーション配信会社GKIDSを買収」となります。
東宝は、北米のアニメーション製作および配信会社GKIDSの100%の株式を取得する合意に達したことを発表しました。
東宝によるGKIDSの買収は、「TOHO VISI 2032 TOHOグループの経営戦略」の一環であり、これは「日本以外での成長と拡大」の計画を説明し、制作、クリエイター、そして日本のスタジオを国際的なクリエイターやファンと「より直接的かつ広範に」結びつける努力を示しています。
GKIDSの創設者兼CEOであるエリック・ベックマン氏と社長のデイブ・ジェステッド氏は、この買収に関する完全な声明を会社の公式Twitterアカウントで発表しました。
東宝は以前に日本のアニメーションスタジオであるサイエンスSARUを買収し、ロサンゼルスに拠点を置く制作・配信会社Fifth Seasonにも株式投資を行いました。この会社は『セヴァランス』や『東京バイス』などの作品で知られています。
東宝とGKIDSは長年にわたり協力関係を築いており、『天気の子』や『プロメア』、『千と千尋の神隠し:ライブ・オン・ステージ』など、多くのアニメ映画を北米に紹介してきました。
また、東宝はGKIDSが北米で扱う多くのプロパティの日本国内配信者としても機能しており、スタジオジブリや細田守、新海誠などの作品を含んでいます。